松山千春 A-Studio 若者へのメッセージ

今日は少し思い入れがあるコンテンツです。


我々の年代では伝説のフォークシンガー、松山千春さんが、5月2日放送のTBS系列のトーク番組『A-Studio』にゲスト出演されました。

その時のトーク内容、いわゆる「メッセージ」が「感動もの」と、若者たちの間で話題になっているということです。



松山千春さんの歌は私には大学受験失敗の時に、私を支えてくれた「灯火」でもあります。 本当に、聴きまくり、励まされたことを忘れません。

番組で司会進行を務めた笑福亭鶴瓶さんとはデビュー当時からの付き合いということで、さまざまな思い出を友人・小田和正からのメッセージなども織り交ぜながら話をしていました。
その中で、鶴瓶さんが「小田さんが“千春は一時期声が出なくて心配した”と言っていた」と話したところ、「俺は心で歌っている。喉で歌っているんじゃないから、タバコはやめません！」ときっぱり宣言したあたりから千春節が始まりました。

実は松山千春さん、ニッポン放送の深夜番組「オールナイトニッポン」
でも、喋り出したら止まらないことは有名でしたね。
しかも当時から独自の価値観を持っていました。


今回、若者に向け発した動画とメッセージをそのまま記します。


https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=HhApEdUM-uk

「お前たち若い人間に足りないのは、見返りを求めすぎることだ」

続けて

「恋愛にしても、仕事にしても、私がこれだけしたんだから、彼はきっとこうしてくれる。私がここまで捧げたんだから、彼なら絶対こうしてくれる、それはあなたが見返りを求めているだけでしょ。見返りを求めようとすると、どうしても苦しくなる。周りが信用できなくなる。俺はこの人生を何の見返りも求めることなく、ただ生きていたい。見返りさえ求めなければ、あなたはあなたのままで、この人生を歩いていくことができる」

まさに千春節ですね。

このようなことをサラリと、しかも自分の言葉で「メッセージ」として言える千春さんは流石です。



放送後、若者たちの間で感動のツイートが急増し、最終的には1日で2500ツイートを超え、普段の10倍以上の数になったらしいです。

しかも、反響のほとんどが“感動した”というもので、「ちょっと松山千春さん尊敬　最近の若者は見返りを求めすぎてる　見返りを求めるから苦しくなるって！　名言」、「『A-Studio』に出てる松山千春さんの言葉やっべー感動した」、「松山千春の言葉。カリスマと呼ばれる人達はどうしてこうもかっこいいんだろう」などと続いたようです。


常に時代に流されずに、フォークシンガーとして自分の信念を伝え続ける58歳のアーティスト
松山千春。

私は個人的にもいつまでも応援したいですし、私の灯火としてあり続けてほしいと思っています。

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